先輩社員インタビュー

音山慶一郎

エンジニアを9年間務め、チーフエンジニアとして現場をまとめる。
マツダのクルマへの熱意やこだわりをお客さまに直接伝える仕事がしたく、昨年からアドバイザーへ。お客さまの不安を取り除き、期待以上のもののご提供を心がけています。

サービスアドバイザー
千葉マツダ 市原店勤務
2007年入社

音山慶一郎 おとやまけいいちろう

アドバイザーに移ったきっかけ、動機は?

エンジニアとして現場での整備を9年間務め、ひととおりのことは出来るようになり、チーフエンジニアとして後輩の育成も任されるようになって、これから先自分は何を目指して仕事をしていこうかと目標設定に迷っていたとき、たまたま研修でメーカーのマツダの本社工場を見学する機会がありました。
工場の見学は初めてで、それまでは、ただ淡々と組み立てているだけなのかなと思っていたのですが、部品一つ組み立てるのを見ても働く人たちの思い入れや熱意が伝わってきて、すごく刺激を受けました。そうしたマツダのクルマへの熱意やこだわりをもっと直接お客さまに伝えられるようなことをしたいという思いがあって、アドバイザーの仕事へ移りました。

仕事で心がけていることは?

アドバイザーは、お客さまとエンジニアの橋渡し役。お客さまは不具合や故障などで不安を抱えて来店されるので、一人一人のお客さまの不安やストレスをいかに取り除いてあげられるかがアドバイザーの役割です。クルマはエンジニアがしっかり診断してくれるので、お客さまと直接顔を合わせて応対する私達は、それにプラスして、期待以上のものをお客さまにご提供できるように心がけています。
いかにお客さまの隠れたニーズを読み取ってエンジニアに伝えるかや、エンジニアが動きやすいように的確な指示をすることも重要です。市原店は県内でも最大級の大型店舗でスタッフも多く、チームワークがとても重要です。エンジニアと相談したり仕事を振り分けたり、チームワークのなかで、全体を見る司令塔のような役割もあります。

仕事の難しさは?

エンジニアと違ってお客さまといろいろお話をするので、日頃から様々な情報を得て勉強していかなくてはと感じています。マツダも他メーカーも新しいクルマがどんどん出ますし、整備の専門的なことなどは「音山さんに相談したい」と言ってくださるお客さまもいらっしゃいます。クルマのことはもちろんですが、クルマ以外のことにもアンテナを張って、お客さまの期待に応えられるようにしていきたいです。

音山慶一郎

仕事をしていて嬉しかったことは?

ありきたりかもしれませんが、お客さまから「ありがとう」「助かったよ」という言葉をいただけること。エンジニアのときと異なり、直接言っていただけるのは大きなモチベーションです。
お客さまに自分が整備のプランニングのご提案をした時に、「これで本当に変わるの?」と思われることもありますが、丁寧に説明をしてご納得いただいて、実際作業をしてお返しした後に「よかったよ」「前より良くなったよ」と満足の声をいただくと自分も嬉しくなり、頑張って提案してよかったなと思います。

これからの目標は?

店舗全体として、毎月の売上目標の達成を目指していますが、個人としても、自分自身にその都度細かい目標を持つようにしています。今月はこれを意識しようとか、来月はこれをがんばるとか。そうすれば毎日がルーティーンになることはなく、なにかしら得るものがあるので、一年経って振り返った時に、必ず自分の成長を実感でき、ステップアップにつながります。
今の自分の目標は、エンジニア・アドバイザーA級資格を取得することです。A級をとるためにスキルを学ぶことで自分自身も成長し、今までできなかったこともできるようになるだろうと思っています。

エンジニアの先輩としてのアドバイス

エンジニアの最初の頃は、受け持った車をただ直すことで精一杯でしたが、少し余裕が出てきてからは、そのクルマを持つお客さまのために、依頼されたこと以上の何かできることを見つけてやっていこうという気持ちで取り組んでいました。直接お客さまと接する機会は少なくても、お客さまへの意識を忘れずに、取り組んでいただきたいなと思います。

休日やプライベートの過ごし方は?

休日は外に出かけることが多いです。犬を飼っているので、近所の公園に連れていったり、趣味の釣りに出かけたりしています。

サービス職社員